仮想通貨の始め方、取引所登録、ウォレット開設方法等、仮想通貨関係の有用情報をまとめています。
目次:
0.はじめに
1.仮想通貨取引所
3.検証
投資の一つとして仮想通貨が話題になっていますが、仮想通貨を持っている利点は投資による差益以外にも後述しているインフレ、つまりは円安対策にもなります。特にステーブルコイン(USDTやUSDC)という仮想通貨は価格変動がほとんどなく、さらに円安による影響も受けません。
日本の銀行にお金を預けている場合は円安の影響を受けるため、将来的には貯金が目減りしていきます。
仮想通貨の場合はその影響を受けずさらに、ステーブルコインであれば、変動による損失も最小限に防げるので、円安により日本円へ換金した際に増えることはあっても減ることはありません。
そして投資という側面から、後述の資金管理や検証をしたうえで仮想通貨トレードをしていき、負けないトレードをして利益を確保していくことで自身の資産は増えていきます。あとは、これを元手に自身のやりたいこと、例えば新車購入、新築一軒家、さらにはFIRE、つまり脱サラしたうえでできた自由な時間を使い、旅行、その他趣味などに自身の貴重な時間を使うことが出来ます。
仮想通貨トレードを始めるにはまず仮想通貨取引所がないと始まらないのでまずは仮想通貨取引所にて登録が最初にやることです。
仮想通貨取引所には国内、海外とどちらもありますが、メタバース銘柄の上場先がほぼ海外なので海外仮想通貨取引所で登録が推奨です。海外と聞いて少し心配になるかもしれませんが、安心かどうかは仮想通貨取引高を確認すればわかります。
仮想通貨取引高が高い=利用者が多い=安心度が高いという観点からです。ではどこが該当するかについて、取引高が高い海外の仮想通貨取引所をランキング形式でリスト化しました。
取引高の高さだけでなく、仮想通貨で話題になったNFTマーケットが使いやすく、仮想通貨取引所の中でチャートがあり、かつ分析もできるため、個人的にはBYBITがおすすめです。
BYBIT |
ボラティリティ、つまり変動が激しいだけに、期待値の高い仮想通貨を購入しておいて、そこから価格高騰した場合、爆益が狙えて、結果的に億を超える利益を出した方が過去には続出しました。
重要なのはタイミングですが、うまく乗ればいわゆるFIRE(早期に独立)ができたりと本当にやりたいことに時間や資金を使えるというメリットが大きいと思います。
ちなみに日本通貨に換金することを考慮すると国内の仮想通貨取引所も一つは登録が必要です。bitbankといった仮想通貨取引所が手数料が安いのでおすすめです。仮想通貨販売所は手数料が高いので非推奨です。
■bitbankの仮想通貨取引所登録方法
冒頭の仮想通貨取引所に仮想通貨ウォレットは用意されていますが、リスク回避のために別途仮想通貨ウォレット開設しておくと安心です。仮想通貨取引所に何らかのメンテナンスなどでログインできなくなった時に、別途仮想通貨ウォレット開設しておけばその事態になっても出金できるためです。
有名なところではメタマスクやトラストウォレットがあります。
そのほかに、ハードウェアウォレットというUSBメモリのようなハードウェアをPCに接続することで使える仮想通貨ウォレットがあり、取り外すとウォレットをPCから切り離せるのでセキュリティ上は安全度が高いです。
暗号資産ハードウェアウォレット |
仮想通貨の相場認識の力を養うために検証が必須ですが、それをするにはFX証券会社でデモ口座を作って、そこに検証環境構築をしてからやっていきます。
■相場環境認識イメージ
なぜ仮想通貨取引所ではなく証券会社なのか?ですが、仮想通貨取引所ではデモ口座のようなものがなかったことと、FXの環境認識の分析と仮想通貨のそれは同じ分析方法が使えます。分析手法や分析環境構築方法については別ページにまとめています。
※追記:取引所にてデモトレードができるようになっていました。→リンク
ここまでで挙げたのが、私が学んできたインジケータや分析方法です。ただこれらすべてを使っていくというよりは自身が使ってみて、環境認識がしやすい組み合わせを見つけることが目的です。
余談ですが、私がFXを始めてまずFX塾で基礎から学びました。それ以降は書籍を使って復習や確認で見たりしています。そのため、参考までにそれらを載せておきます。
■FX塾
チャートマスターアカデミー |
■書籍
鉄壁FX |
マーケットのテクニカル分析 |
次に大事になってくるのが資金管理で具体的にはルールです。入金、出金、決済の3つのルールを自身で決めます。これをすることで、感情に左右されず、論理的に運用でき、損失があっても限定的にできます。
〇入金ルール:仮想通貨トレードを複数回できるように、1回あたりの入金額を決めます。
〇出金ルール:エントリーしてからどこまで上がれば(証拠金または残高)が出れば出金するかを決めます。
〇決済ルール:エントリーしてからどこまで上がれば(利益)仮想通貨を決済するかを決めます。
これに関しては、自由度が高いですが、参考までに私の場合は、天井圏付近を狙って決済とか、FIBを引いて1.5または2あたりで決済とかで判断します。
上記は例です。ここでもうひとつ、どちらのパターンでも想定まで行かず下がってしまうと利益が減ります。なので、ロスカットも活用します。もともとのロスカット位置まで行かずに順行(想定通り=利益が出ている)して推移したら、ロスカット位置を上方修正していきます。
この場合は天井圏、FIB1.5または2.0まで行かなかったとして下がっても、ロスカット位置上方修正しているため、利益が出た状態で決済できます。
私の場合は入金額=ロスカットという考え方です。トレンドの方向に打診(お試し)でエントリーして後述のサポートまたはレジスタンスでロスカットを入れます。ただねらい目はFIBを引いて、エントリーしますが、このねらい目ではロスカットは入れずに入金額=ロスカットというやり方をしています。
インフレ対策
インフレ対策、言い換えると円安対策です。円安になると例えば、今まで100円で購入できたものが同じものを200円払わないといけなくなります。この場合は100円分は気づかぬうちに捨てているようなものです。少額ならやむなしとなるかもしれませんが、貯金額で考えるとやむなしとはいきません。
例えば100万の貯金があったとして、上記のように50%分円安になると、100万の価値が50万の価値になってしまい、50万は失われたものになります。そのため、対策が必要というよりも対策をとることが資金保護につながります。
具体的には、車や家などの資産に換えたり、仮想通貨(ステーブルコインなど)に換える、または海外通貨に換金またはゴールドなどに換金などをします。こういったことをすることで円安が進んでも影響を受けることを防げます。
ステーブルコインとは仮想通貨の中で価格変動がほとんどないものを言い、USDTやUSDCが該当します。仮に日本の銀行から出金ができない事態になっても、仮想通貨であれば他の法定通貨への換金もできるので、円安以上の問題へのリスク回避にもなるので、特に仮想通貨で利益出金時は、この目線で運用していくことを個人的に推奨しますし、私自身もこのように運用しています。
仮想通貨で得た利益に関してはほかの投資と同様に税金がかかります。仮想通貨の課税タイミングは換金や売却した都度かかります。課税率は住民税含み最大55%です。
税率表(参考:国税庁HP)
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
これは所得額総額に対しての比率ですが、この所得額がいくらになるかは仮想通貨ではかなり計算が複雑です。そこで国税庁のホームページでそれが自動計算されるエクセルが公開されています。
格納先ですが、当の国税庁のホームページリンク先が変更される可能性があるため、私が見つけた際の方法をシェアしたいと思います。
1.国税庁のホームページアクセス
2.右上にある検索ボックスから仮想通貨で検索
3.暗号資産に関する税務上の取扱い及び計算書について、のページにアクセス
これで所得額を自動計算し、結果に対する税率を乗算すれば税額がわかります。税金対策としてこの納税額分を利益分から差し引き、確保しておく、これが税金で悩まずに済む税金対策です。
ちなみにポジション(仮想通貨を持っている状態)を持っているだけであれば、非課税です。
詐欺対策
特にメタバース系の新規プロジェクトがらみでのことが多いですが、有名なのがポンジスキームと入金系詐欺です。
■ポンジスキーム:仮想通貨が上場するといいつつも実際は上場せず、購入した資金だけ失う
■入金系詐欺:仮想通貨を入金すれば何倍かになって仮想通貨が戻ってくるといった文言の内容
これらは引っかからないための考え方があります。
★ポンジスキーム:上場するかどうかは確約できることは無く、その時になってみないとわからない
★入金系詐欺:入金して数倍になって帰ってくることは基本的にあり得ない。そういう場合に限って、その数倍分がどこから来るかの文言がないことが多い
上記以外に、高期待値といわれていたが実はそうでなかったというケースもあります。この場合、事前購入するケースが多いものの、新規プロジェクトのトークンの場合、多くが該当するパターンがあります。
画像のように一度仮想通貨価格が上がりますが、すぐに下落してそこから上がらず推移するケースが該当します。高期待値のものはそこから上昇していきます。つまり、一度下落することを見越して、購入するなら下がった時を狙い、ロスカットも設定しておけば、損失を最小限に抑えられます。
そしてもう一つ、メタマスクなどの仮想通貨ウォレットについてシークレットフレーズを聞かれることは絶対にありません。聞かれたら詐欺と断定してもいいと思います。
さらに万一を考え、エアドロップ用とメイン用とで分けて仮想通貨管理をするとより安全です。
まとめ
1.仮想通貨トレードには取引所が必要であり、取引高が高い=利用者、利用額が多く、安心度が高い
2.税金対策と資金管理、インフレ対策が重要
3.仮想通貨詐欺も少なからず存在するため、詐欺対策も重要
仮想通貨はポートフォリオの一つとして有効なこと以外に、NFTやメタバース銘柄などがあり、これらが海外仮想通貨取引所で手に入れることが出来ます。この中で独自にNFTマーケットを持つBYBITで独自に販売されるNFTは価格高騰化することの期待値が高いです。
ポートフォリオ(資産分布)のイメージ
そして仮想通貨取引高も0.5兆(2022/12時点)と高いため、仮想通貨取引所開設するならBYBITがおすすめです。
■プロフィール
筆者:とくさん
一言:去年の12月から仮想通貨、特にメタバース銘柄の購入やエアドロップなどを始めました。これに伴い、取引所の口座開設、ウォレット開設をしたので、その方法や関係していて必要な知識とか考え方とかをまとめていきます。