仮想通貨の手数料の種類と考え方についてまとめました
仮想通貨における取引手数料が安かったり、無料だったりすることも多いですがこれだけを見て判断するのは危険です。手数料が安くてもスプレッド(買値と安値の差)が大きいこともあるのでここもチェックが必要です。
仮想通貨取引所ごとに手数料が異なり、さらに定期的に見直しが発生するので適宜確認が必要です。
VIPランク | Maker手数料 | Taker手数料 |
---|---|---|
一般 | 0.10% | 0.10% |
VIP 1 | 0.0675% | 0.08% |
VIP 2 | 0.065% | 0.0775% |
VIP 3 | 0.0625% | 0.075% |
VIP 4 | 0.05% | 0.06% |
取引タイプ | Maker手数料 | Taker手数料 |
---|---|---|
USDT無期限 | -0.025% | 0.075% |
インバース無期限 | -0.025% | 0.075% |
インバース型先物 | -0.025% | 0.075% |
VIPランク | Maker/Taker手数料 |
---|---|
一般 | 0.02% |
maker(取引板にない価格で注文)とtaker(取引板にある価格で注文)がありますが、スイングトレードではmakerでの手数料が比較的安く設定されることが多いので緊急性がなければmaker適用でトレード、緊急性があるときはtakerという使い分けがおすすめです。
ただ個人的には取引手数料は補助的に見る程度でそれよりはスプレッド(買値と売値の差)などに注目して取引しています。
※確認した取引所
ただトレード時に使っているMTでは表示価格にはスプレッドや手数料が引かれているのでトレード時にはあまり気にしていません。あくまで表示されている損益を確認して損切、利確の判断をして運用をしています。
仮想通貨のトレードをする際にMTなど取引ツールを見るとわかりますが、買値と安値に差がついています。これがスプレッドといい、取引手数料の一つです。これ以外にMaker/Taker、現物、デリバティブなどによってもかかります。
ただ個人的にはMakerやTakerにかかってくる分については安いのであまり気にしていませんが、スプレッド分についてはこの差額を考えつつ、利確やロスカットを考えるスタイルです。
トレードするときは主に海外のところがトレードできる対応銘柄が多いため、メインになっています。トレードにかかる費用はTakerやMakerを見ても高くても0.1%程度のため、スプレッド幅に注目して損益を考えることが多いです。
bybit | mexc | bitget |
トレードスタイルがスイングトレードなので順行して利益が出た場合、逆行して損切になってもこのスプレッド分以上になるのでトレードをやっていてもあまり気にしたことはありません。これを気にする必要があるとすれば短期トレード、スキャルピング手法の場合だと思います。
なので個人的な考え方として手数料分を上回るキャピタルゲイン(価格差)利益に着目する方針であり、MTを使ったトレードではエントリー中に損益が確認できるのでこれを見てロスカットや利確をしていくシンプルなやり方です。
仮想通貨の取引手数料の計算方法はTakerやMakerで決められている料率をトレード金額に乗じて求められます。
ちなみにTakerやMakerの違いは注文が既出か新規で出すかの違いであり、前者は流動性がすでに出ており、後者は流動性がまだ出ていたい状態です。そのため、それぞれにかかる費用は前者の方が高く、後者が安くなっています。
わかりやすく理解するなら成行注文や指値注文かつすぐに約定したものがTakerで指値注文を出してから時間経過してから約定するものがMakerです。Taker(流動性を取る)、Maker(流動性を作る)ということからこの名前がついています。
ただ、実際にトレードするときはMTなどツールや仮想通貨公式サイトでは結果が表示されているので計算をするのは目安を知るときに活用するくらいだと思いますし、私自身計算するときはこの時と課税額の把握のタイミングくらいです。
■プロフィール
筆者:とくさん
一言:去年の12月から仮想通貨、特にメタバース銘柄の購入やエアドロップなどを始めました。これに伴い、取引所の口座開設、ウォレット開設をしたので、その方法や関係していて必要な知識とか考え方とかをまとめていきます。